「お熱が出ました!迎えに来てください!」
あちゃ~保育園からの呼び出し。
やっと仕事ができると思ったのに。子どもってホントによく病気になります!
今日は何とかなっても、明日はムリ!
ダンナさんも休めない。
親も近くにいない、いても仕事をしていて休めない。
こんな時は、病児保育、病後児保育を利用してみましょう!
病児保育とは?病後児保育とは?
病児保育とは
保育所に通園している子どもが病気になったとき、仕事を休めない親に変わり病気の子どもの世話をしてくれます。
病後児保育とは
病気は治っているものの、まだ本来の状態に戻っておらず、普通の保育メニューを受けるのが厳しい回復期の子どもを親に変わって世話をしてくれます。
例えばこんな場合
・子供が風邪をひいて、まだ保育園にいかせるのがちょっと心配
・下痢で、薬を飲みながら様子をみている
・水ぼうそうやおたふく風邪などで、まだ登園の許可がおりない
などの時に一時保育してくれます。
預ける施設によって条件が違う事もあります。必ず確認をしてくださいね!
施設には3つのタイプがあります。
「医療機関併設型」
「保育園併設型」
「単独型」
もっとも多いのは小児科などの病院に併設された「医療機関併設型」。
私が、子供を預けていたのも、この「医療機関併設型」でした。
医師が常にそばにいるという安心感があります。
病後保育・病後児保育利用の流れ
私の預けていた病院の病後保育・病後児保育の流れです。
(預ける施設によって違うと思いますので、必ず電話等で確認してくださいね。)
1.お医者さんに、病後保育・病後児保育はどうか相談します。
2.病後保育・病後児保育の許可を得たら、病児保育に空き状況を確認のうえ、予約。
3.予約の際に、病児保育の申込書(申請書)に記入。
持ち物
1.母子手帳
2.飲んでいるお薬とお薬手帳
3.お昼の食事(お弁当)
4.おやつ(乳児は2回分)
5.飲み物(お茶など)
6.着替え(上下2組くらい、パジャマ、パンツ2枚くらい、紙オムツ10枚くらい、おしりふきなど)
7.食器類(コップ、おはし、フォーク、スプーンなど)
※乳児は哺乳瓶、いつも使っている乳首、粉ミルク(缶OK)
8.ビニール袋2~3枚
9.食事用エプロン
10.バスタオル1枚、フェイスタオル1枚、ハンドタオル1枚
食事・飲み物(別料金)なども対応してくれました。
その日一日の子供の様子(食事の量・排泄時間・子供の調子など)を詳しく書いて、帰る時に渡してくれました。
先生の診察もしてくれます。
病院なので、その時その時の状態で、薬を変更したりもします。(私のお世話になっている病院は、薬を変更したりする時は、電話をくれました。)
預けられる時間が朝は遅く、お迎えは早かったりと、もう少し時間をなんとかして~と思ったこともありますが、とても安心して子供を預けることができますし、自分は仕事ができたので助かりました。
もっと病後保育、病後児保育が増えるといい。
「子どもが病気のときくらいは、休んであげたらいいのに。」
熱がある時ぐらい、一緒にいてあげたい。
辛そうにしていたら、自分が変わってあげたい。
そんなことは、働いている親じゃなくても、みんなそう思っています。
でもそうもいってられない時もあるんです。
休める時は休みます。でもどうにもならない時、助けてくれる施設、仕組みがあるといい。そう思います。
病児保育士をテーマにした人気コミック『37.5℃の涙』