子育て支援の一環として各地域で行われているファミリーサポート(ファミサポ)。
名前は聞いたことがあるものの、よくわからないという方が多いようです。
と考えているパパ・ママには一つの選択肢になるかもしれません
ここでは、そんなファミリーサポートの仕組みや利用方法、受けられるサービスなどを調べてみました。
ファミリーサポートセンター(ファミサポ)とは
子育ての援助を受けたい人(依頼会員)と子育てを手助けしたい人(援助会員)が会員となって、地域において助け合う会員制有料ボランティア組織です。
依頼会員と援助会員をつないでくれるのが、ファミリーサポートセンターです。
ファミリーサポートセンター(ファミサポ)はどんな時に使えるの?
保育園や幼稚園等の送迎。
放課後や放課後の児童クラブ(学童保育)の後に預かる。
習い事への送迎。
保護者の病気や冠婚葬祭の急用時に預かる。
子育てから離れてリフレッシュしたい。
特に、子育てから離れてリフレッシュしたい時、ぜひ使ってほしいと思っています。
実家が遠く頼る人がいない場合やワンオペママは美容院や歯医者など、自分の時間を持てないとなかなか行けません。
リフレッシュしたい イコール さぼっている、贅沢だ、そんなことで預けられない、と思っているママが多いように思います。
私は、ママがリフレッシュして、育児に前向きにがんばれるのなら、少しの休息はいいのではないでしょうか。
ママもリフレッシュしてみてもいいと思います。
どんな人が会員になれるの?
援助を受けたい人(依頼会員)
センターのある市町村に住民登録がある方
0歳~12歳(小学6年生まで)の子どもを持つ方
援助を行いたい人(援助会員)
センターのある市町村に住民登録がある方
20歳以上で心身ともに健康な方・活動に意欲のある方
県や市町村の実施する研修を修了した方
両方会員
依頼会員と援助会員、両方に登録する方
自分の急用時には預かってほしいが、時間がある時は子どもを預かることができる方は
「両方会員」になることもできます。
預かってくれる人はどんな人?
子育てに関する知識や技術を学ぶ講習を受けた援助会員さんが預かります。
私の住んでる自治体では、利用する前に子供を含め顔合わせがあります。
双方が納得の上預けることができます。
子どもはどこで預かってくれるの?
原則、援助会員の自宅になります。
初めて利用する方は、援助会員さんの家に行ってしまうと何がおきているのかわからず心配な方もいると思います。
そんな時はセンターの方に相談してみましょう。
臨機応変に対応していただける場合もあります。
気になる利用料金は?
利用料金体制は自治体によっても違いますが、一時間600円~1000円程度となっています。
ファミリーサポートのメリット・良かった点
小さいときから利用していると、子どもの成長を援助会員さんも、自分の子どものように気にかけてもらえます。
実家は遠い、ダンナさんの帰宅が遅いママには強い味方になります。
朝から晩まで子どもとずっと一緒でつらい。少しでいいから休みたい。
そんな時間を週に一度持つだけでもリフレッシュできると思います。
ツイッターでの口コミを紹介します。
0歳息子、ファミサポ初体験!3時間ちょっとお願いしたけど、ご機嫌で過ごしていたらしい。人見知りしないですねーーと。さすがベテラン!!これでまた1人、一緒に子育てしてくれる人ができた!と思うと、本当に心強い。ファミサポは登録会とか最初の一歩を手間に感じていたけど、踏み出してよかった。
— もりもとあい (@kyu_22) March 29, 2019
ファミサポで来てくれた方、あやすのも遊ぶのもなんなら私の比じゃないくらい上手くて、近所にいてくれてよかったという感想しかない!!
娘、私が居なくて20分くらい泣いてたらしいけど、💩したらケロッとして声出して笑って遊んでたみたい✨
産後までもあと1,2回はお願いして慣れてもらおう!!— 赤毛のあん@1y1m&20w (@an01062) March 12, 2019
最初は不安を感じたようですが、リフレッシュできた。良かったという意見も多くあります。
ファミリーサポートのデメリット・不安な点
どんな人がくるか不安
子どもを含め面談があると思いますが、偶然1回目で良いと思える方を紹介してもらえる時もあると思います、がそうではない場合もきっとあるでしょう。
相性や預ける時間帯などが合わなかった場合は、ファミサポを通して別の方を紹介してもらえるときもありますので、相談してみましょう。
人手不足の為予約が取りにくい
援助会員(サポートしてくれる方)が圧倒的に少なく、使いたいときに使えないことがあります。
会員登録も平日と時間も決まっているため、育休中に預ける預けないに関わらず、早めの登録をしましょう。
援助会員の質にバラツキがある
援助会員の中には、保育士や幼稚園教諭などの有資格者もいますが、そうでない会員ももちろんいます。
「地域で育児にがんばる人をサポートしよう」という考えでファミサポは行われているので、子育てが終わった年配の方などもいます。
講習も受けているようですが、個人の差があるようです。
ファミリーサポートセンターメリット・デメリット まとめ
ファミサポは子育てへの手助けを求めているママやパパの心強い味方です。
ファミサポを利用することで、近所に頼れる人ができると安心だし心強いと思います。
https://wmgb.net/archives/296
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