妊娠がわかった段階くらいから始まるつわり。
典型的な、胃や胸のむかつきからくる吐き気。
食べ物の好みが変わる、ただただ眠い、イライラする、感情的になる。など、人によって症状がちがいます。
同じ女性でも一人目と二人目で症状が違う人もいます。
ふつう4ケ月に入るとつわりは治まると言われていますが、妊娠初期に一度収まっていたのにまた妊娠後期まで続く人もいます。
つわりは人によって様々で一人ひとり違います。
つわりが始まるころは、まだ職場に妊娠を知らせていない人が多いこともあり、妊娠をさとられず休むのが困難な場合があります。
自分でできるつわり対策を見つけましょう。
働くプレママがすぐにできるつわり対策
電車、バスなどの通勤時間のつわり対策
人ごみの中、特に電車やバスの中は、「いろんなにおい」や「揺れ」があり、普段は我慢できるものも、妊娠中は耐えられないほどつらい場合があります。
妊娠中は「通勤緩和措置」という制度もありますのでうまく使って乗りきりましょう。
周囲のにおいが気になる時はやはり「マスク」がオススメ。
電車などの通勤時はもちろん、仕事帰りのスーパーでのお惣菜の前などもにおいがありますし、苦手なにおいを避けることができます。
仕事中のつわり対策
部屋の中ばかりでなく、外で少し身体を動かしてみたりと気分転換うするといいでしょう。
仕事をしている場所から、違う場所(トイレなど)に行ってみるとか、じっとしていると、気分が悪い、しんどい、と悪循環になるので、少し動くようにしましょう。
妊娠中はとても疲れやすい身体になっているので、自分でできる範囲でやってみて、どうしてもつらい場合は早退させてもらうなどしましょう。
職場に迷惑がかかるから・・・とムリをする女性が多いですが、「この時期はしょうがないんだ。」と割りきる事も必要だと思います。
「つわりが終わったら挽回してやるぞ!」の考えでいきましょう!
空腹になりやすい時間帯のつわり対策
朝やお昼前など、お腹がすくと吐き気が出たり、気分が悪かったりすることがあります。
レモン味や梅味のアメやチョコレート、チーズなど、一口サイズのものをすぐ口に入れられるように用意しておくといいでしょう。
一口サイズのおにぎりやプチトマト、いちごやぶどうなどの果物なども良さそうです。
手軽に食べられるものを用意しておくといいでしょう。
疲れが出る仕事後のつわり対策
仕事中は気も張っていてなんとかこなしても、帰りには疲れ過ぎて何もしたくない、ごはんも食べたくないという人も多いようです。
この時期、栄養のことを考えて無理に食べる必要はありません。
胎児はほんの小さな存在ですから、それほど栄養を必要とする時期ではありませんので、少しやせてしまった・・・と悩むことはありません。
つわりのあいだは、食べられるものを、食べられるだけ、食べたいときに食べましょう。
調子のいいときなどに、作り置きしておいたり、レトルト食品などを用意しておくなど、家ではしっかり身体を休めるようにしましょう。
妊娠中はとても疲れやすい身体になっているので、睡眠をよくとり、寝不足などのないようにしましょう。
こんな場合は医師に相談を。自己判断は危険です。
一日に何度も吐いて脱水状態
数日間ほとんどなにも食べられない
妊娠前より体重が5kg以上減った
体力が落ちてフラフラする
このような症状がでたら、自己判断せずに産院へ必ず連絡してください。
仕事を持つ女性にも妊娠を少しでも楽にすごしてほしい。
仕事を持つ女性が、つわりが辛すぎて妊娠はイヤなことばかりだと感じてしまうのは寂しい。
つわりには必ず終わりがきます。
少しでも楽に過ごせる方法が見つかり、乗り切ってほしいと思っています。